
公開日 2014/04/25 143分
我が世の春を謳歌するマーヴェル・ピクチャーズの中でも中核をなす『スパイダーマン』シリーズ。
サム・ライミ版の記憶もまだ新しいので、“リブート”にも食傷気味なのだが…。
と思っていたら、これが望外に面白かった。
私自身、もう若者でもないのだが、コミック映画から勇気や力を貰えてしまった。
うーん、相変わらず単純な自分を思い知る。
一番のお気に入りは冒頭の卒業式のシーンだ。
物語の未来を示唆するだけではなく「どのような時にも終わりがある」ということを表現した、とてもよく出来た内容だと思う。
ここに敢えて時間を時間を割いているのも頷ける。
その一方で、いかにもマンガというようなシーンも多々ある。
ルーズヴェルト駅の列車もどきの研究室など典型だろう。
無意味に凝った造形には苦笑せざるをえなかった。
しかし、子供向けとしては、こういった秘密基地的な描写も必要なのかもしれない。
スパイダーマンの描写については、前シリーズからの違いの工夫が観られるものの、如何せん、物語自体が同じ、しかも前シリーズの出来が良かっただけに高評価には繋がり難いのが残念。
原題 THE AMAZING SPIDER-MAN 2
製作国 アメリカ
製作 Marvel Enterprises
製作 Columbia Pictures Corporation
配給 Sony Pictures Entertainment Japan lnc.
監督 マーク・ウェブ Marc Webb
製作 アヴィ・アラッド Avi Arad
製作 マシュー・トルマック Matthew Tolmach
製作総指揮 E・ベネット・ウォルシュ E. Bennett Walsh
製作総指揮 スタン・リー Stan Lee
製作総指揮 アレックス・カーツマン Alex Kurtzman
製作総指揮 ロベルト・オーチー Roberto Orci
原作 スタン・リー Stan Lee
原作 スティーヴ・ディッコ Steve Ditko
原案 アレックス・カーツマン Alex Kurtzman
原案 ロベルト・オーチー Roberto Orci
原案 ジェームズ・ヴァンダービルト James Vanderbilt
原案 ジェフ・ピンクナー Jeff Pinkner
脚本 アレックス・カーツマン Alex Kurtzman
脚本 ロベルト・オーチー Roberto Orci
脚本 ジェフ・ピンクナー Jeff Pinkner
撮影 ダニエル・ミンデル Daniel Mindel
音楽 ハンス・ジマー Hans Zimmer
出演 アンドリュー・ガーフィールド Andrew Garfield
出演 エマ・ストーン Emma Stone
出演 ジェイミー・フォックス Jamie Foxx
出演 デイン・デハーン Dane DeHaan
出演 キャンベル・スコット Campbell Scott
出演 エンベス・デイヴィッツ Embeth Davidtz
出演 コルム・フィオール Colm Feore
出演 ポール・ジアマッティ Paul Giamatti
出演 サリー・フィールド Sally Field