世界にひとつのプレイブック

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公開日 2013/02/22  122分


★★★★★ 5.0


『ザ・ファィター』で、いかにもヤバイ奴、"スレスレ"の線の奴を見事に描いたデヴィッド・O・ラッセルなのだが、今回は更にキワどい奴らを主人公に据えている。
セラピストに通いながら薬物治療を行っている病める男だ。
もうTV放送にはアウトな主人公かもしれない。
更に加えてその父親と彼女も相当にヤバい奴なので、コイツらの理解できない読めない展開が何とも面白いと言える。
なのに、クライマックスのダンス大会が近づくにつれて、予定調和がどんどん加速していくのがつまらない。
ただの根性モノなら、観客の感情移入も手伝って盛り上がってゆくところなのだが、逆にどんどんシラケていく。
それぞれみんな思いやりのある、いい人になつていくのだ。
それが恋愛のチカラ、成長物語なんだと言われれば、そうかもしれないが、個人的にはそのありきたりな決着は残念だった。
今をときめくジェニファー・ローレンス、キレっぷりは面白いが、ダンサーとしては身体も柔らかくないし、経験者に見えないのがちょっと苦しい。

原題  SILVER LININGS PLAYBOOK

製作国 アメリカ
製作 Weinstein Company
製作 Mirage Enterprises
配給 ギャガ n

監督 デヴィッド・O・ラッセル David O. Russell
製作 ドナ・ジグリオッティ Donna Gigliotti
製作 ブルース・コーエン Bruce Cohen
製作 ジョナサン・ゴードン Jonathan Gordon
製作総指揮 ボブ・ワインスタイン Bob Weinstein
製作総指揮 ハーヴェイ・ワインスタイン Harvey Weinstein
製作総指揮 ジョージ・パーラ George Parra
製作総指揮 ミシェル・レイモ Michelle Raimo
製作総指揮 ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
原作 マシュー・クイック Matthew Quick
脚本 デヴィッド・O・ラッセル David O. Russell
撮影 マサノブ・タカヤナギ Masanobu Takayanagi
プロダクションデザイン ジュディ・ベッカー Judy Becker
衣装デザイン マーク・ブリッジス Mark Bridges
編集 ジェイ・キャシディ Jay Cassidy
編集 クリスピン・ストラザーズ Crispin Struthers
音楽監修 スーザン・ジェイコブス Susan Jacobs

出演 ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
出演 ジェニファー・ローレンス Jennifer Lawrence
出演 ロバート・デ・ニーロ Robert DeNiro
出演 ジャッキー・ウィーヴァー Jacki Weaver
出演 クリス・タッカー Chris Tucker
出演 アヌパム・カー Anupam Kher
出演 ジョン・オーティス John Ortiz
出演 ジュリア・スタイルズ Julia Stiles
出演 ダッシュ・ミホク Dash Mihok
出演 シェー・ウィガム Shea Whigham