
公開日 2009/07/18 29分
意外性はどこにもない
『ウォレスとグルミット』シリーズは期待通りのクオリティの新作を出してくる。
それはある意味、満点であり平均点である。
意外性もないかわりに安心感はある。
今回は何故かパン屋という設定だ。
しかも連続殺人というキャッチーなテーマだ。
主人公2人の性格描写は相変わらずの巧さだし、小道具の使い方もいかにも凝っている。
映画『ゴースト』や『エイリアン2』のパロディも楽しい。
世間はもっぱら内容がないのにダラダラと長い作品が多い中、29分という割り切った尺にする姿勢は素晴らしいと思う。
これなら次回作も観ようという気にさせられる。
ところで今回は字幕版を観たのだが、吹替版のパイエラ役がモリクミって・・・、ハマリ過ぎ。
原題 WALLACE & GROMIT A MATTER OF LOAF AND DEATH
製作国 イギリス
配給 三鷹の森ジブリ美術館
監督 ニック・パーク Nick Park
製作総指揮 マイルズ・バロー Miles Bullough
製作総指揮 ピーター・ロード Peter Lord
製作総指揮 デイヴィッド・スプロクストン David Sproxton
原作 ニック・パーク Nick Park
脚本 スティーヴ・ボックス Steve Box
脚本 ボブ・ベイカー Bob Baker
撮影 デイヴ・アレックス・リデット Dave Alex Riddett
編集 デヴィッド・マコーミック David McCormick
音楽 ジュリアン・ノット Julian Nott
出演 ピーター・サリス Peter Sallis
出演 サリー・リンジー Sally Lindsay