
公開日 2009/08/08 122分
西部劇の割には構成も、心理的な掘り下げも、そこそこに深く緻密に描かれている。
前半はそれがかったるく感じられるのが難だが。
『西部劇なのに理屈っぽい』と敬遠される向きもあるかもしれない。
だが、要所に配置されたアクションシーンや銃撃シーンは悪くないし、駅に向かうまでのラストの盛り上がりは最高だ。
盛り上げに加担する音楽もいい。
主演二人はさすがの圧巻の演技。クリスチャン・ベイルは、役柄の割にはハンサム過ぎるか。
『俺は頑固者じゃない』・・・カッコいいじゃないか。
一方、単なる悪役ではなく、自分の確たる意志と価値観で動くラッセル・クロウの存在感は魅力的だ。
撃ち殺される手下どもは無念だろうな。ま、身から出た錆だけど。
移送する道中がいきなり鉱山になるなど、舌足らずで面食らう展開もあったりするが、しかし、パート2を作るとかでなく、物語のその後を予想させる爽やかな余韻を残すラストはすごく効いていて、味わいを残す。
原題 3:10 TO YUMA
製作国 アメリカ
製作 ライオンズゲイトエンタテイメント Lionsgate
製作 Tree Line Film
製作 Relativity Media
配給 シナジー
監督 ジェームズ・マンゴールド James Mangold
製作 キャシー・コンラッド Cathy Konrad
製作総指揮 スチュアート・M・ベッサー Stuart M. Besser
製作総指揮 ライアン・カヴァナー Ryan Kavanaugh
製作総指揮 リンウッド・スピンクス Lynwood Spinks
原作 エルモア・レナード Elmore Leonard
脚本 ハルステッド・ウェルズ Halsted Welles
脚本 マイケル・ブラント Michael Brandt
脚本 デレク・ハース Derek Haas
撮影 フェドン・パパマイケル Phedon Papamichael
美術 グレゴリー・A・ベリー Gregory A. Berry
プロダクションデザイン アンドリュー・メンジース Andrew Menzies
衣装デザイン アリアンヌ・フィリップス Arianne Phillips
編集 マイケル・マカスカー Michael McCusker
音楽 マルコ・ベルトラミ Marco Beltrami
出演 ラッセル・クロウ Russell Crowe
出演 クリスチャン・ベイル Christian Bale
出演 ローガン・ラーマン Logan Lerman
出演 ベン・フォスター Ben Foster
出演 ピーター・フォンダ Peter Fonda
出演 ヴィネッサ・ショウ Vinessa Shaw
出演 アラン・テュディック Alan Tudyk
出演 グレッチェン・モル Gretchen Mol
出演 ダラス・ロバーツ Dallas Roberts
出演 レニー・ロフティン Lennie Loftin
出演 ルース・レインズ Luce Rains
出演 ケヴィン・デュランド Kevin Durand
出演 ベン・ペトリー Ben Petry