公開日 1984/12/15 108分
過去に観たことがあって、印象はいいので再見。
芝居仕立てには見えつつも、うーん、ラストはやっぱり涙してしまった。
このような女性の成長物語に元々弱いのかもしれない。
サスペンスというよりも、目標に向かって懸命に努力する若者の青春物語として面白く観ることができた。
決して性格が良いとも思えず、我の強い主人公を薬師丸ひろ子が魅力的に演じている。
これが本作の生命線だろう。
いわゆる美人タイプでないという個性を上手く消化した最初の作品ではないだろうか。
キャストは全体的にオーバーアクトであるが、特に三田佳子は上手く演じている。
澤井信一郎の唯一の佳作。
美しい表情を切り取らないラストカットの意味は、いかようにも取れるが、確たる意味は分からない。
原題 Ｗの悲劇
製作国 日本
製作 角川春樹事務所
配給 東映
監督 澤井信一郎 Sawai Shinichiro
製作 角川春樹 Kadokawa Haruki
プロデューサー 黒澤満 Kurosawa Mitsuru
プロデューサー 伊藤亮爾 Itou Ryouji
プロデューサー 瀬戸恒雄 Seto Tsuneo
原作 夏樹静子 Natsuki Shizuko
脚本 荒井晴彦 Arai Haruhiko
脚本 澤井信一郎 Sawai Shinichiro
撮影 仙元誠三 Sengen Seizou
美術 桑名忠之 Kuwana Tadayuki
編集 西東清明 Saitou Kiyoaki
音楽 久石譲 Hisaishi Joe
音楽ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ 高桑忠男 Takakuwa Tadao
音楽ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ 石川光 Ishikawa Kou
出演 薬師丸ひろ子 Yakushimaru Hiroko
出演 世良公則 Sera Masanori
出演 三田佳子 Mita Yoshiko
出演 三田村邦彦 Mitamura Kunihiko
出演 高木美保 Takagi Miho
出演 蜷川幸雄 Ninagawa Yukio
出演 志方亜紀子 Munakata Akiko
出演 清水紘治 Shimizu Kouji
出演 南美江 Minami Yoshie
出演 草薙幸二郎 Kusanagi Koujiro