
公開日 2005/07/16 86分
映画のポスターやDVDのジャケットを見るだけならともかく、超かわいいペンギンが、超過酷な南極、ふとした偶然でさえ命を落とす自然の中で生きていくさまを見るのは、辛いものがあるとは、およそ推測していた。
微笑ましくも甘いシーンからの導入には、思わず見とれてしまうが、やがて自然は厳しさを増していく。
自然淘汰とはいえ、私的には敢えて観たくないシーンがあるのも確か。
それはともかく、ペンギンの進化のしかたっておかしくないか?
どうしてあれだけ長い距離を歩くのに、その上死活問題なのに、もっと早く歩けない?ってゆーか飛べない?
だがそんな厳しい大自然の中で、見た目では分からない雄雄しさやタフな愛情を持っていることを知らしめたかったんだろう。
その生活ぶりに特に意外さは感じなかったものの、やはりその愛くるしさに惹き付けられる。
それだけといえば、それだけの作品なのだが。
原題 LA MARCHE DE L'EMPEREUR
製作国 フランス
配給 ギャガ
監督 リュック・ジャケ Luc Jacquet
製作 イヴ・ダロンド Yves Darondeau
製作 クリストフ・リウー Christophe Lioud
製作 エマニュエル・プリウー Emmanuel Priou
脚本 リュック・ジャケ Luc Jacquet
脚本 ミシェル・フェスレール Michel Fessler
撮影 ロラン・シャレ Laurent Chalet
撮影 ジェローム・メゾン Jerome Maison
編集 サビーヌ・エミリアーニ Sabine Emiliani
音楽 エミリー・シモン Emilie Simon
出演 石田ひかり Ishida Hikari
出演 大沢たかお Ohsawa Takao
出演 神木隆之介 Kamiki Ryunosukes