公開日 2008/08/30 92分
『スーパーヒーローもの』でも、これまでにないヒーロー像、いわゆる〝イケてる〟ヒーローを造ろうとした趣旨はよくわかる。
ポップなスタイルと音楽を好むが、酔っ払い。
凄いパワーを持っているが、手加減がハチャメチャ。
空気が読めないし、自分を悪く言う奴は子供であっても容赦なし。
ニット帽にサングラス、ボトルを片手に酔っ払いながら空を飛ぶ。
交通標識をぶっ飛ばしながら、悪人の車を追うチェイス・シーンやスーパーヒーローのド下ネタをいきなり描くなどというのもいかにも新しい。
そもそも主人公がウィル・スミスというだけで、どんなにダサくても、ダサければダサいほど、いずれかっこよくなる展開は予想できる。
とは言え、本作には絶対的な悪者が存在しない。
強力な敵はいないのだ。
彼が苦しむのは、人間的な部分であり、これも新しいとはいえ、成功しているとは言い難い。
主人公の過去を誰も知らないという設定は、実はストーリー上の致命的な欠陥なのだが、作り手は確信犯なのだろう。
でもどうしてこれを許して製作したか、その甘さは理解できない。
シャーリーズ・セロンは演技派を目ざしているようなのに、ヒーローものも結構好きなようで。
原題 HANCOCK
製作国 アメリカ
製作・配給 Sony Pictures Entertainment Japan lnc.
監督 ピーター・バーグ Peter Berg
製作 アキヴァ・ゴールズマン Akiva Goldsman
製作 ジェームズ・ラシター James Lassiter
製作 マイケル・マン Michael Mann
製作 ウィル・スミス Will Smith
製作総指揮 イアン・ブライス Ian Bryce
製作総指揮 リチャード・サパースタイン Richard Saperstein
製作総指揮 ジョナサン・モストウ Jonathan Mostow
脚本 ヴィー・ヴィンセント・ノー Vy Vincent Ngo
脚本 ヴィンス・ギリガン Vince Gilligan
撮影 トビアス・A・シュリッスラー Tobias A. Schliessler
プロダクションデザイン ニール・スピサック Neil Spisak
衣装デザイン ルイーズ・ミンゲンバック Louise Mingenbach
編集 ポール・ルベル Paul Rubell
編集 コルビー・パーカー・Jr. Colby Parker Jr.
音楽 ジョン・パウエル John Powell
特殊効果.SFX.VFX ジョン・ダイクストラ John Dykstra
出演 ウィル・スミス Will Smith
出演 シャーリーズ・セロン Charlize Theron
出演 ジェイソン・ベイトマン Jason Bateman
出演 エディ・マーサン Eddie Marsan
出演 ジェイ・ヘッド Jae Head