公開日　2002/08/31　　113分

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★★★★★★★　7.0

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「リバース・ムービー」などと呼ばれ一部では人気の高い本作であるが、サンダンス映画祭出身らしく、カルト色の漂う作品である。
本作の構成自体がこの作品の核となりうるので、その部分の解説はできないが、その構成といい、メタルの兎に代表される抽象的表現といい、かなり〝独りよがり〟的作品とは言える。しかしながら、解釈のしようによってはそれが強烈な個性となって、他の作品にはない強い印象を与える場合がある。
それが本作である。
キャスティングも小品ならではの良さが出ており、この役をディカプリオが演じたら、全く異なった傾いた作品になったであろう。
ギレンホールの普通さと陰がいい。
最近のアップテンポな作品ではないが、なんだ？なんだ？と思って観ていても、ラストには相当な衝撃を受けた。
私としては青春映画としても一級品だと思うし、ラストが残す深い余韻はまさに映画ならではの、忘れ難くせつない感動を残す作品であった。

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原題 　DONNIE DARKO

製作国 アメリカ
製作・配給 アスミック・エース　 Asmik Ace Entertainment, Inc.

監督 リチャード・ケリー Richard Kelly
製作 ショーン・マッキトリック Sean McKittrick
製作 アダム・フィールズ Adam Fields
製作総指揮 ドリュー・バリモア Drew Barrymore
製作総指揮 ナンシー・ジュヴォネン Nancy Juvonen
製作総指揮 ケイシー・ラ・スカラ Casey La Scala
製作総指揮 ハント・ロウリー Hunt Lowry
製作総指揮 アーロン・ライダー Aaron Ryder
脚本 リチャード・ケリー Richard Kelly
撮影 スティーヴン・ポスター Steven B. Poster
音楽 マイケル・アンドリュース Michael Andrews

出演 ジェイク・ギレンホール Jake Gyllenhaal
出演 ジェナ・マローン Jena Malone
出演 メアリー・マクドネル Mary McDonnell
出演 ドリュー・バリモア Drew Barrymore
出演 パトリック・スウェイジ Patrick Swayze
出演 キャサリン・ロス Katharine Ross
出演 ノア・ワイリー Noah Wyle
出演 マギー・ギレンホール Maggie Gyllenhaal
出演 ホームズ・オズボーン Holmes Osborne
出演 ベス・グラント Beth Grant

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