ファイナル・カット

店舗イメージ

公開日 2005/12/23  94分


★★★★ 4.0


まさにアイディア勝負のSF作品。
人生全ての記憶を脳内のチップに収めることができる時代。
死後、残された家族にこの記憶データを美しく編集して見せる編集人が主人公だ。
未来にはこのようなことさえできるかもと思わせる許容範囲内での発想が上手い。
しかし、このせっかくのアイディアを生かし切れていないのが残念。
一人の人生を編集するって…、そもそも何十年分もの映像を見ながら編集するのは無理があるだろう。
記憶内に遭遇する人は無数に登る筈で、セキュリティはどうなるんだとか、仕事が成り立つのか等々、ストーリーの意外性よりも粗が目立つのがキツイ。
ロビン・ウィリアムス演じる主人公にも魅力が薄く、メジャー公開に乗らなかったのも頷ける一作。

原題  THE FINAL CUT

製作国 カナダ
製作国 ドイツ
配給 ギャガ

監督 オマー・ナイーム Omar Naim
製作 ニック・ウェクスラー Nick Wechsler
製作総指揮 マイケル・バーンズ Michael Burns
製作総指揮 マーク・バタン Marc Butan
製作総指揮 ガイモン・キャサディ Guymon Casady
製作総指揮 マルコ・メーリッツ Marco Mehlitz
製作総指揮 マイケル・オホーヴェン Michael Ohoven
製作総指揮 ナンシー・パロイアン Nancy Paloian
製作総指揮 マイケル・パセオネック Michael Paseornek
脚本 オマー・ナイーム Omar Naim
撮影 タク・フジモト Tak Fujimoto
編集 デデ・アレン Dede Allen
編集 ロバート・ブレイキー Robert Brakey
音楽 ブライアン・タイラー Brian Tyler

出演 ロビン・ウィリアムズ Robin Williams
出演 ミラ・ソルヴィノ Mira Sorvino
出演 ジェームズ・カヴィーゼル James Caviezel
出演 ミミ・カジク Mimi Kuzyk