暗くなるまで待って

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公開日 1968/05/01  109分


★★★★★★ 6.0


オードリー・ヘプバーンが盲目役に挑んだサスペンス。
意味深いタイトルが上手い。
数人のキャストと室内に限定した舞台的な演出は、名作『裏窓』にも通じ、アラン・アーキンの特異な殺人者のキャラもヒッチコックを思わせる。(アラン・アーキンは登場シーンから恐い)
ラストまで手に汗握らせるテレンス・ヤングの演出は、彼の代表作といえる出来である。
盲目のくせにきっちりメイクできてるヘプバーンには違和感があるが、彼女の魅力も充分に引き出されている。
強烈な恐さやたたみ掛ける展開といった近年の作品とは異なるが、クラッシックで落ち着いた上品なサスペンスとして見応えのある作品である。

原題  WAIT UNTIL DARK

製作国 アメリカ
製作・配給 ワーナーブラザース

監督 テレンス・ヤング Terence Young
製作 メル・ファーラー Mel Ferrer
原作 フレデリック・ノット Frderick Knott
脚本 ロバート・ハワード・カリントン Robert Howard - Carrington
脚本 ジェーン=ハワード・カリントン Jane Howard Carington
撮影 チャールズ・ラング Charles Lang
音楽 ヘンリー・マンシーニ Henry Mancini

出演 オードリー・ヘプバーン Audrey Hepburn
出演 アラン・アーキン Alan Arkin
出演 リチャード・クレンナ Richard Crenna
出演 エフレム・ジンバリスト・Jr Efrem Zimbalist Jr
出演 サマンサ・ジョーンズ Samantha Jones
出演 ジャック・ウェストン Jack Weston