スケルトン・キー

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公開日 日本未公開  104分


★★★★★★ 6.0


なるほど、こういうオチだったのか。
「信じる」ことの怖さ、その使い方が上手い。
個人的には斬新な切り口だった。
最近は『シークレット・ウィンドウ』や『ハイド・アンド・シーク』のようなオチが多発していたので、こういう古典的オカルトチックなオチには逆に新鮮味を感じる。
オチに至る伏線は凄く多い。至るところに張られている。
これらの伏線から、いかに早くオチに気付くか、試してみるのも面白いのではないだろうか。
タイトルは面白みに欠けるが、出演者もそれぞれに個性を発揮しており
(〝いかにも〟的な印象はあるものの)
ラストのジーナ・ローランズなど、さすがと思わせる演技を見せている。
オカルト映画の部類に入るのだろうが、印象に残るラスト一点に運んでいく展開は悪くないし、趣味の悪い怪奇、残酷、グロテスクシーンもない真面目な作品である。
(逆に言えば恐くもないので、恐いもの見たさの人は期待しないように)

原題  THE SKELETON KEY

製作国 アメリカ
劇場未公開

監督 イアン・ソフトリー Iain Softley
製作 マイケル・シャンバーグ Michael Shamberg
製作 ステイシー・シェア Stacey Sher
製作 イアン・ソフトリー Iain Softley
製作 ダニエル・ボブカー Daniel Bobker
製作総指揮 クレイトン・タウンゼント Clayton Townsend
脚本 アーレン・クルーガー Ehren Kruger
撮影 ダニエル・ミンデル Daniel Mindel
音楽 エド・シェアマー Ed Shearmur

出演 ケイト・ハドソン Kate Hudson
出演 ジーナ・ローランズ Gena Rowlands
出演 ジョン・ハート John Hurt
出演 ピーター・サースガード Peter Sarsgaard
出演 ジョイ・ブライアント Joy Bryant