
公開日 2005/09/17 144分
実在したボクサーの半生をロン・ハワードらしく、ドラマチックに大作仕立てに描いたドラマ。
ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティという芸達者達が‘いかにも’というハマった演技を見せる。
ロン・ハワードの演出はもはや職人技で、感情の起伏を十分に操っている。
プロモーター達に援助を頼むシーンなどお決まり的であるにもかかわらず、グっときてしまう。
また、非常に解りやすい演出で誰にでも楽しめるというのが、この監督の手腕であろう。
ファイト・シーンの最中、拳を骨折する瞬間をレントゲン的に見せるなど、その最たるものである。
今や表情や台詞から汲み取るのではなくて、映像ですべて説明できるハリウッド的手腕のリーダー格と言っても過言ではない。
ボクシングの興奮や生活苦の悲哀等を織り交ぜながら、誰もが感情移入できる父親像を描いた本作は、見事な娯楽作と言ってよいだろう。
原題 CINDERELLA MAN
製作国 アメリカ
製作 Universal Pictures
製作 Miramax Films
製作 Imagine Entertainment
配給 ブエナ ビスタ インターナショナル・ジャパン
監督 ロン・ハワード Ron Howard
製作 ブライアン・グレイザー Brian Grazer
製作 ロン・ハワード Ron Howard
製作 ペニー・マーシャル Penny Marshall
製作総指揮 トッド・ハロウェル Todd Hallowell
原案 クリフ・ホリングワース Cliff Hollingsworth
脚本 アキヴァ・ゴールズマン Akiva Goldsman
脚本 クリフ・ホリングワース Cliff Hollingsworth
撮影 サルヴァトーレ・トチノ Salvatore Totino
プロダクションデザイン ウィン・トーマス Wynn Thomas
衣装デザイン ダニエル・オーランディ Daniel Orlandi
編集 マイク・ヒル Mike Hill
編集 ダニエル・P・ハンリー Daniel P. Hanley
音楽 トーマス・ニューマン Thomas Newman
出演 ラッセル・クロウ Russell Crowe
出演 レネー・ゼルウィガー Renee Zellweger
出演 ポール・ジアマッティ Paul Giamatti
出演 クレイグ・ビアーコ Craig Bierko
出演 ブルース・マッギル Bruce McGill