
公開日 2002/07/20 126分
死を間近にした男が、最後の仕事として、やり残していたマイホームの建築と家族の再構築に挑む姿を正面から淡々と描いた作品。
それに向き合う家族や周囲の人々にも目を向けつつ、温かい眼差しで捉えている。
題材からしてウェットであるが、アメリカ映画らしく、さらっと描いていており、死の対極を意図してか、エッチなシーンが多いのも特徴の一つである。
ケヴィン・クラインの芸達者はもとより、『スターウォーズ』の単調な役柄とは打って変わったヘイゼン・クリステンセンがナイーブな息子役を好演する。
父親の死のシーンを排した演出、ラストの息子の取った選択などのストーリーなど、故意に派手な展開を排した点に物足りなさを感じる方もあるであろうが、個人的にはこの手の小品に相応しく良く纏まった作品だと思う。
原題 LIFE AS A HOUSE
製作国 アメリカ
製作・配給 日本ヘラルド映画
監督 アーウィン・ウィンクラー Irwin Winkler
製作 ロブ・コーワン Rob Cowan
製作 アーウィン・ウィンクラー Irwin Winkler
製作総指揮 マイケル・デ・ルカ Michel De Luca
製作総指揮 ブライアン・E・フランキッシュ Brian E Frankish
製作総指揮 リン・ハリス Lynn Harris
脚本 マーク・アンドラス Mark Andrus
出演 ケヴィン・クライン Kevin Kline
出演 ヘイデン・クリステンセン Hayden Christensen
出演 クリスティン・スコット・トーマス Kristin Scott Thomas
出演 ジェナ・マローン Jena Malone
出演 メアリー・スティーンバージェン Mary Steenburgen
出演 ジョン・フォスター Jon Foster
出演 ジェイミー・シェリダン Jamey Sheridan