蛇の道

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公開日 1998/2/21  85分


★★★★★ 5.0


柴咲コウを主演に迎えた仏版セルフリメイクが話題を呼んでいるが、どうもこのオリジナルの方が評判は良さそうなので、まず本作を鑑賞。
市川崑監督のセリフリメイク『犬神家の一族』のように、結局オリジナルに軍配なんてことはあるあるだし。

惨殺された娘の復讐に挑む父親に香川照之、それを協力する男に哀川翔。
犯人の一端を捕らえて監禁数珠繋ぎに首謀者を吐かせていくやり方は非効率でまどろっこしくもあるが、並行して差し込まれる塾の数学の授業から、実はこれが計算され論理的であることを窺わせる。
展開もスッキリして面白い。
監禁描写は監督の得意分野とさえ思えるが。
画には工夫を凝らせてあり、捕らえた悪党を寝袋に詰めてゴルフ場を引きずる姿こそ蛇を彷彿させる画だ。
しかし、こんな塾あるのかな?
数学の極みのような講師の哀川翔がどうしてもミスキャストに思える。Vシネの枷なのか。
劇画タッチの仕込杖のお姉さんが怖い。フィルムグラフィがないのは素人さんなのかな。

原題  蛇の道 

製作国 日本
製作 大映映画
製作 ツインズジャパン
配給 大映

監督 黒沢清 Kurosawa Kiyoshi
企画 武内健 Takeuchi Ken
製作 池田哲也 Ikeda Tetsuya
プロデューサー 土川勉 Tsuchikawa Tsutomu
脚本 高橋洋 Takahashi Hiroshi
撮影 田村正毅 Tamura Masaki
美術 丸尾知行 Maruo Tomoyuki
衣装デザイン 古藤博 Kodou Hiroshi
衣装デザイン 鈴木いづみ Suzuki Izumi
編集 鈴木歓 Suzuki Kan
音楽 吉田光 Yoshida Hikaru

出演 哀川翔 Aikawa Sho
出演 香川照之 Kagawa Teruyuki
出演 下元史朗 Shimomoto Shiro
出演 柳憂怜 Yanagi Yurei
出演 翁華栄 Okina Kaei
出演 砂田薫 Sunada Kaoru