
公開日 2020/6/20 138分
★★★★★ 5.0
1980年代のソウルが舞台。
私よりも少し下の世代にあたるが、日本での私の周囲はここまで家父長制や男尊女卑が顕わではなかったな。
ただ、国の違いもあるのだろうが、理解ができないわけではない。
この家族も憎みあっている訳ではなく、愛し合ってもいる。
悲喜こもごもはいつの時代でも、だ。
その中でも不遇は永遠に続く不幸に思える多感な年頃を上手く拾って瑞々しく伝えている。
この瑞々しさが多感な成長期を表現するカギだ。
不幸の最中に一瞬現れるはちどりは、羽ばたくことなく絶望的に捨てられる。
聖水大橋の崩落事故のニュースは何となく憶えてる。
人生のあまりにも一瞬であっても、憧れる存在、導いてくれる期待を得られたことは僥倖だろう。
それ故の失望も悲しみも相反して残り続けるのだろうが。
原題 HOUSE OF HUMMINGBIRD
製作国 韓国
製作国 アメリカ
製作 Epiphany Epiphany
製作 Mass Ornament Films Mass Ornament Films
製作 アニモプロデュース animoproduce Inc.
監督 キム・ボラ Bo-ra Kim
製作 キム・ボラ Bo-ra Kim
製作 ゾーイ・スア・チョ Zoe Sua Cho
脚本 キム・ボラ Bo-ra Kim
撮影 カン・グクヒョン Guk-hyun Kang
編集 ゾーイ・スア・チョ Zoe Sua Cho
音楽 マティヤ・ストルニシャ Matija Strnisa
出演 パク・ジフ Park Ji Hoo
出演 キム・セビョク Kim Sae-byuk
出演 チョン・インギ Jeong In-gi
出演 イ・スンヨン Lee Seung-Yun
出演 キル・ヘヨン Kil Hae-yeon