
公開日 2004/01/17 115分
★★★★ 4.0
CIAエージェントの養成過程に着目した映画であるが、同じ主題を扱った『XXX(トリプルエックス)』と比べて、かなり精彩を欠く内容となっている。
本来、訓練の内容が見物であるはずが、『高速での運転技術…』など台詞で片付けられており、その困難さや厳しさが一向に伝わってこない。
現実と訓練の区別がつかないという最大の趣向も、相手の意図が不明確なため単なる拷問でしかない。
アル・パチーノの行動自体も最初から最後まで目的と行動に理が通っていないために全く存在感がない。
全体にピシッとした一貫性(筋)がないのを、コリン・ファレルのラストの機転の利いた計略でチャラにしようとしても無理。
ついでに言えば、スティックメモリならデータも盗めるなんて…
CIAのシステムってそんなにマヌケ?
原題 THE RECRUIT
製作国 アメリカ
製作・配給 ブエナビスタ
監督 ロジャー・ドナルドソン Roger Donaldson
製作 ジェフ・アップル Jeff Apple
製作 ゲイリー・バーバー Gary Barber
製作 ロジャー・バーンバウム Roger Birnbaum
製作総指揮 ジョナサン・グリックマン Jonathan Glickman
製作総指揮 リック・キドニー Ric Kidney
脚本 ロジャー・タウン Roger Towne
脚本 カート・ウィマー Kurt Wimmer
脚本 ミッチ・グレイザー Mitch Glazer
撮影 スチュアート・ドライバーグ Stuart Dryburgh
編集 デヴィッド・ローゼンブルーム David Rosenbloom
音楽 クラウス・バデルト Klaus Badelt
出演 アル・パチーノ Al Pacino
出演 コリン・ファレル Colin Farrell
出演 ブリジット・モイナハン Bridget Moynahan
出演 ガブリエル・マクト Gabriel Macht