
公開日 2014/07/04 113分
★★★★★★ 6.0
エイリアンとの戦場で殺された瞬間に過去のある時点に戻ってしまう。
過去に戻っても、戦場行きは免れず、戻っては殺され、戻っては殺されの永久ループが繰り返される。
ループから抜け出すには戦いに勝つか、戦場から抜け出すかしかなく、あらゆる試みを繰り返すが…
という典型的なワン・シチュエーション・ムービーだ。
アニメが原作らしいが、突拍子もない設定なので、もう突っ込みどころは満載で、「なぜ大御所トム・クルーズがこのチープな設定の作品に?」とは思うのだが、ハリウッドのネタの枯渇はいよいよ深刻とは思わせられる。
とはいえ、ハリウッド・トップ俳優のアクションは言わずもがなで、女戦士を演じるエミリー・ブラントのシェイプ・アップされた肉体と筋肉によるアクションも素晴らしい。
アクションもできる演技派として、現在の第一線といってもいいだろう。
これまでのアンジェリーナ・ジョリーやスカーレット・ヨハンソンはアクションも演るものの、どこか「?」となる部分が見られた。
ことアクションに関しては彼女達を凌いでいると思う。
ラストは、「まあどこかに抜け道はあるわなあ」と思っていた通りに決着する。
「ワン・シチュエーション・ムービーにしては面白い」という評判を叩くほどつまらなくはないが、マンガだよな。
初期設定から無茶苦茶レベルなので、「SFとしてこんな世界観があるのか」とか「あー、面白かった」以上のものは何も残らない。
原題 EDGE OF TOMORROW
製作国 アメリカ
製作 Warner Bros. Pictures
製作 Village Roadshow Pictures
製作 RatPac Entertainment
製作 Dune Entertainment
配給 ワーナー・ブラザース
監督 ダグ・リーマン Doug Liman
製作 アーウィン・ストフ Erwin Stoff
製作 トム・ラサリー Tom Lassally
製作総指揮 ダグ・リーマン Doug Liman
製作総指揮 デヴィッド・バーティス David Bartis
製作総指揮 福原秀己 Fukuhara Hidemi
原作 桜坂洋 Sakurazaka Hiroshi
脚本 クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie
脚本 ジェズ・バターワース Jez Butterworth
脚本 ジョン=ヘンリー・バターワース John-Henry Butterworth
撮影 ディオン・ビーブ Dion Beebe
プロダクションデザイン オリヴァー・ショール Oliver Scholl
衣装デザイン ケイト・ホーリー Kate Hawley
編集 ジェームズ・ハーバート James Herbert
音楽 クリストフ・ベック Christophe Beck
出演 トム・クルーズ Tom Cruise
出演 エミリー・ブラント Emily Blunt
出演 ビル・パクストン Bill Paxton
出演 ブレンダン・グリーソン Brendan Gleeson
出演 ジョナス・アームストロング Jonas Armstrong
出演 ノア・テイラー Noah Taylor