
公開日 2003/12/06 101分
★★★★★ 5.0
本国アメリカでは「ニモ現象」と呼ばれる社会現象まで起こし、アニメ史上最高の興収を記録した大ヒット作。
しかし日本にいる私には驚異的大ヒットの理由が分からない。
社会現象と言われるまでの深い示唆はない。
驚嘆するほどの映像もない。
魚が人間に捕らえられた場合、海に戻れる可能性を考えれば興醒めしてしまう・・・。
いや、そもそも魚が帰りたいとか思うか?
いやいや、魚の親が子供を捜すか?
人間社会に当てはめて見ろというのか?
てことはこれは誘拐がテーマか・・ってあり得ないし。
設定そのものが子供向けと言わざるを得ない。
子供を救う展開も、根性ものというには、偶然の因子が多すぎる。
この展開を「あり得る話」とすんなり受け止めるのは無理に近い。
悲劇的なファンタジーとして観れば楽しめるのだろうか・・・。
あまりのヒットゆえに勘繰ってしまったが、要はそれほどでもないということ。
アニメとしての絵はアメリカっぽさが薄く、日本人に受け入れ易い美しさだけどね。
原題 FINDING NEMO
製作国 アメリカ
製作 Pixar Animation Studios
製作 Walt Disney Pictures
配給 ブエナビスタ
監督 アンドリュー・スタントン Andrew Stanton
監督 リー・アンクリッチ Lee Unkrich
製作 グレアム・ウォルターズ Graham Walters
製作総指揮 ジョン・ラセター John Lasseter
原案 アンドリュー・スタントン Andrew Stanton
脚本 アンドリュー・スタントン Andrew Stanton
脚本 ボブ・ピーターソン Bob Peterson
脚本 デヴィッド・レイノルズ David Reynolds
音楽 トーマス・ニューマン Thomas Newman
出演 木梨憲武 Kinashi Noritake
出演 室井滋 Muroi Shigeru
出演 宮谷恵多 Miyatani Keita
出演 山路和弘 Yamaji Kazuhiro
出演 乃村健次 Nomura Kenji